TIUストーリー 東京国際大学での学び




入学式の日―――
これから始まる大学生活への期待と緊張を胸に、家を出る。
駅から大学までの道のりには、同じような期待と緊張感を身にまとった新入生たちの姿。

正門前に着いて、緊張を和らげようと大きく息を吸った。
ふと見上げると、左手には色とりどりの国旗がはためき、
その向かいには桜の古木が何本も佇んでいるのが目に入った。
国際色豊かなキャンパスを象徴する各国旗と、
日本の奥ゆかしさを感じるソメイヨシノ。
国旗と桜のアーチをくぐると
肩にひとひらの花びらが舞い落ちた。
緊張よりも、新生活への期待が増してきた。

周囲を見渡すと、同じように国旗や桜を見上げる同級生たちの顔もほころんでいる。
その肌の色、髪の色、目の色は実にさまざま。
「このキャンパスに集う学生たちの母国の旗を掲げています」
キャンパス見学の時に聞いた話を思い出した。
海外留学に憧れて決めた志望校だったけれど、
すでに周りから聞こえてくるのは
英語や、その他さまざまな国の言葉。
――ここで過ごす4年の日々を想像し、ワクワクしてきた。

国旗と桜のアーチを抜けるとき、改めて思った。
私の夢は世界にはばたくこと。
でも、グローバル人材をめざすこと=日本人らしさを失うこと、ではない。
日本人ならではの慎ましさ、細やかさを大切にしつつ、グローバルな活躍をめざす。
このキャンパスで、約60ヵ国(地域)1,200名の留学生とともに
私の新しいストーリーが始まる。


※写真は実在の東京国際大学生ですが、本文とは関係ありません。
※2018年4月現在のデータです。


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