※臨床心理学研究科は、2012年度より早稲田キャンパス(東京都新宿区)から、第2キャンパス(埼玉県川越市)に移転します。2011年度は在学生、新入生ともに早稲田キャンパスでの受講となりますが、2012年度以降は第2キャンパスでの受講となります。
臨床心理学を構成している要素はいくつもあります。大きくは心理療法、心理査定、地域援助などです。
臨床心理学が科学の一分野であるためには、これらの構成要素それぞれが、仮説−検証―仮説の修正−再度の検証というプロセスを経る必要があります。フィードバックを繰り返し、螺旋状に進行することによって、学問としての臨床心理学が進展していくのです。
臨床心理学において、仮説を立て検証する基本的な方法は、面接です。これらの構成要素を貫いているのは面接なのです。仮説の検証のためのデータ収集は、面接の中で得られるものです。ですから良質のデータを得ようとすれば、良質の面接をしなければなりません。質の良くない面接からは、質の良くないデータが得られるだけです。良質の面接をするということが、科学の一分野である臨床心理学の発展に不可欠なのです。そしてこの点において、学問としての臨床心理学が、実践としての臨床心理学に重なってきます。つまり良い面接を目指すのが、臨床心理学を学ぶことになるのです。
相談者にとってよい面接とは何か、を絶えず考え、実践することが求められます。この道は容易ではありません。苦労の連続でしょう。しかし努力に見合ったものは必ず得られるでしょう。本学の大学院臨床心理学研究科は、専任教員8名(臨床心理士7名)で、研究科内に設備の整った臨床心理センターをもち、様々な教育カリキュラムを用意して皆さんをお待ちしています。一緒に学んでいきましょう。
臨床心理の優れた専門家の育成をめざし、2001年4月に開設された大学院です。充実した設備を誇る臨床心理センターを備え、臨床心理学の実習を重視した内容になっています。本研究科は以下の点を特色としています。
1) (財) 日本臨床心理士資格認定協会より臨床心理士受験資格に関して第1種指定校に認定されています。
2) 精神医学と密接な関係を持ち、2名の精神科医が専任教授として在職し、具体的な研究法や診断法、治療法を直接学ぶことができ、臨床心理学と精神医学の双方の見地からなる広い視野をマスターできます。
3) 本研究科内に臨床心理センターがあり、ここではカウンセリングやサイコセラピーの現場の実践を通して教員の細かな指導を受けることができます。
(臨床心理センターの詳細については東京国際大学臨床心理センターのホームページをご覧ください。)
1)博士課程(前期) 修了の要件は、40単位(本研究科に2年以上在学) 以上を修得。さらに、修士論文の審査及び最終試験に合格することです。
本研究科博士課程(前期)の修了者には、修士(心理学)の学位が授与されます。また、本研究科博士課程(後期)の修了者には、博士(心理学)の学位が授与されます。
・病院・クリニックの心理職
横浜相原病院、横浜市立大学附属病院神経科、聖マリアンナ医科大学病院、東京慈恵会医科大学柏病院、国立精神神経センター武蔵病院、東京都立清瀬小児病院、東京都教職員互助会 三楽病院、慈雲堂内科病院、武田病院、千葉県こども病院、常盤台神経科、さつき台病院、永井ひたちの森病院、高仁会 戸田病院、越谷吉伸病院、西熊谷病院、(医)大和会 西毛病院、公立富岡総合病院、辰五会南伊豆病院、志誠会平和病院、桐の木クリニック、熊谷神経クリニック、青山渋谷メディカルクリニック、成増メンタルクリニック、埼玉医科大学附属川越クリニック、正文会 航空公園クリニック、こうぬまクリニック、相州メンタルクリニック、パークサイド柴田メンタルクリニック、小石川メンタルクリニック、ほか
・スクールカウンセラー、教育相談機関カウンセラー
公立小中学校スクールカウンセラー(東京都各区、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、ほか)、埼玉県立狭山緑陽高等学校、星槎学園高等部昴校、同・湘南校、大妻嵐山中学高等学校、渋谷高等学院横浜校、武蔵国際総合学園横浜校、実践女子大学学生相談センター、北里大学薬学部薬学教育センター(学生相談) 、山形大学工学部米沢キャンパスカウンセラー、埼玉工業大学臨床心理センター、習志野市総合教育センター、世田谷区教育相談室、練馬区教育委員会相談員、杉並区教育相談適応指導教室、稲毛市 教育相談員、横浜市教育総合相談センター、大和市青少年相談室、志木市教育サービスセンター、所沢市立教育センター、川越市教育総合相談センター、和光市 教育相談員、ほか
・児童関連施設、福祉関連施設の心理職
杉並区子ども家庭支援センター、荒川区子育て支援センター、伊勢原市役所 家庭児童相談員、発達支援センタ
ーうめだ・あけぼの園、特定非営利活動法人こどもの発達療育研究所(江東区)、神奈川県児童自立支援施設おおいそ学園、(社福)光明会 杉並学園、(社福)カリタスの園、(社福)クリスト・ロア会 聖ヨゼフ・ホーム、(社福)錦華学院、(社福)はるな郷 あすなろ荘、(社福)聖母会星美ホーム、葛飾区障害者生活介護事業所心理職、東京都立萩山実務学校(児童自立支援施設)、至誠ホーム 相談員、独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構カウンセラー、ほか
・公務員、その他の機関の心理職
国家公務員(法務教官)、埼玉県立精神保健福祉センター、埼玉県DV相談室 相談員、立川総合福祉センター、東京都職員共済組合 精神保健相談員、フリースペースYMCAリビ相談員、川口市保健所、蕨市保健所、ほか
・2006年度修了生
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本研究科を卒業して4年目になり、現在は単科の精神科病院に勤務しています。大学院での2年間は瞬く間でしたが、その間、臨床心理学の理論的な面だけでなく、実際にカウンセリングや心理検査を実施し、体験を通じて経験豊富な先生方から実践的に指導してもらったり、病院実習のなかで今後自分が参加していく臨床の雰囲気や病院での臨床心理士の働き方などを肌で感じられ、理論と実践の両面を偏る事なく学ぶことができたと思います。また、学年人数が多い事で交流範囲も広がり、いろいろな人脈やチャンスにも恵まれ、在籍中の2年間で得た知識・体験・交流が今の自分の土台になっていると感じています。
・2003年度修了生
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「臨床家になろうと決めたときの気持ちを忘れないこと」これは本研究科で学んだ2年間だけでなく、その後今日に至るまでの私の臨床活動の日々を支えている教授の言葉です。本研究科は、多彩な教育カリキュラムと実践的な演習を通して、心理臨床の知識と経験を積むことができるだけでなく、専任教授からのきめ細やかな指導が受けられるところが魅力です。心理臨床の現場で遭遇する様々な困難や葛藤を抱えながらクライエントと向き合っていく、臨床家としての揺るぎない志を得ることのできる場だと感じます。
・在学生
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私が考えるこの研究科の一番の魅力は、経験豊富な教授陣です。心理臨床の第一線で活躍する先生たちから、古典的基礎と臨床現場で「今」起こっていることを、その両面から学ぶことができます。授業は自由な雰囲気の中でディスカッションを持ちながら行われるため、様々な意見を知ることができます。そのような交流を通して柔軟な思考を身につける機会が得られることを、とても嬉しく思う毎日です。






