平成23年度東京国際大学学位記・卒業証書授与式挙行されました
2012年4月2日
去る、3月17日に平成23年度東京国際大学学位記・卒業証書授与式が行われました。 今年度から卒業生全員にガウンを着用してもらい、格調ある雰囲気の中での挙行となりました。 来賓には、駐日モロッコ王国特命全権大使サミール アルール閣下、駐日スロヴァキア共和国特命全権大使ドゥラホミール シュトス閣下をはじめ、台北駐日経済文化代表処の代表馮寄台様の名代王鴻鳴様、姉妹校でもあるウィラメット大学のスティーブン・F・ソーセット学長など多くの方々に列席いただきました。 また、学長賞は阪神タイガースに入団し、本学初のプロ野球選手となった伊藤和雄君(商学部・商学科)と3年生で公認会計士試験に合格した甲原孝英君(商学部・会計学科)に授与されました。 最後に、卒業生の船出のため、全員で応援歌「蒼き勇者」を斉唱しました。
倉田理事長・総長式辞
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諸君、蛍雪の功なり、ここにご卒業の日を迎えられましたること、洵におめでとうございます。
そして、永年に亘り、この日のために、ご子弟を支え、励まして下さった、ご父母の皆様に感謝とお慶びを申し上げます。
本日は、諸君の洋々たる前途を祝福下さる為に、国の内外から多くの貴賓各位が臨席下さっています。
アメリカ合衆国ウィラメット大学ステファン・ソーセット学長、駐日モロッコ王国特命全権大使サミール・アルール閣下、駐日スロバキア共和国特命全権大使ドゥラホミール・シュトス閣下、駐日台湾特命全権大使代理王鴻鳴先生、他にも多くの貴賓をお迎えいたしております。この場をおかりして、謹んで、感謝申し上げます。
さて、茲にご卒業の期を迎えられた諸君は、高い理想のもとに、公徳心と、勇気、そして、智性を錬磨し、優れた社会人となる為に本学に学ばれたのであります。
諸君は、学問、研究、そしてスポーツに、切磋琢磨の年月を過ごされました。
これらの成果をひっさげて、諸君が挑戦する世界は、限りなく広大であります。
しかも、その場は、必ずしも平穏なときばかりとは限りません。
そこで、諸君への惜別の辞として、「志(こころざし)」の意味の大切さについてお話しいたします。
人間は、前方に希望があればそこに到達するまでの苦労に耐えることができるものです。
春の来ない冬はありません。必ず春は訪れます。
本学で学んだ人間学としての、他者への思い遣り、謙虚、自省心、これらの公徳心を身に付けた諸君の周りには必ず君の理解者、そして支持者が現れます。
勇気を忘れないで下さい。
わたくし達は、希望を実現するための意識を「志」と称します。ご自分の人生の目標を大切に、高い「志」を掲げて下さい。
そして確かな人生を歩んでいただきたいと思います。
諸君のご活躍を祈念して、式辞といたします。平成二十四年三月十七日
東京国際大学
理事長・総長 倉 田 信
田尻学長からのメッセージ
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2011年度東京国際大学学部卒業生並びに大学院学位を受けられた方々と保護者の皆様に、教職員を代表して新しい世界への旅立ちを心からお祝い申し上げます。
東日本大震災から早や1年。ここに改めて、数多くの犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます。
また、今なお、不自由な暮らしを余儀なくされている被災者の方々の1日も早い立ち直りと地域社会の復興を皆様と共にお祈り申し上げたいと存じます。私は、諸君が生涯忘れることのできない「2011年3月11日」をことある毎に想い起こし、そこから何を学び、これからの人生をいかに走り抜くべきか教訓と行動基準を導き出すことを切に願っています。
人生では、“いいとこどり”は決して許されません。人が生きていくには、節目に訪れる喜びだけでなく、思いもしなかった災害や悲しみ、落胆も経験しなければなりません。そして、近代文明がもたらした利便性と消費水準に慣れきっていた私たちはいま、その基盤と信じてきた社会科学、自然科学に潜んでいた限界と災禍に驚愕(きょうがく)し、将来への道筋を見出せていません。20世紀の世界秩序や先進諸国の政治的指導理念が揺らぎ、経済的制御力も低下しています。昭和の青春を送った教職員の経験を超える『不確実性に満ちた世界』が待っているかもしれません。しかし、いや、だからこそ、強い精神力と豊かな人間性と社会性、すなわち公徳心に富む人間形成を目指す東京国際大学の教育課程を修了された皆さんを、社会が高く評価する時代を迎えているのです。
どのような立場にあろうとも、自分のためだけでなく、チームや大学、社会のために、仲間と一緒に汗を流した経験と達成感はなにものにも代えがたいことを、あなた方はTIUとTIUAのキャンパスで実感されたと思います。これからはるかな人生においても、その経験と記憶をさらにひとつひとつ積み上げていくことが大事なのです。どんなことがあっても、根気強く、絶対に諦めたり、投げ出したりしないで下さい。なぜなら、その努力と経験こそ、あなたに命の確かな手応えと、次への希望を与えてくれるからです。
怯まず、あきらめず歩き続ければ、必ず道は拓けます。あなた自身の力でしっかりと自分を捉え、誇りと勇気をもって取り組めば、なにも恐れるものはありません。諸君の新たな門出に際して、私は第二次世界大戦ドイツ空軍のイギリス本土猛爆撃に怯まず祖国を勝利に導いたチャーチルが引用した文豪ゲーテの言葉を贈ります。「財を失うことは小さく失うことである
名誉を失うことは大きく失うことである
勇気を失うことは全てを失うことである」旅立ちの今日、そしていつか壁にぶつかったとき、いまいちど想い起こしてください。貴方はいつでも大事な、大事な人間のひとりであることを、不要な人間なぞこの社会にはひとりも存在しないことを。
何者も、何事も恐れることはないのです。どうか、自分自身に対する誇りと信頼、勇気を強くもって、それぞれの道をまっしぐらに進んでいただきたい。そして、どんな局面でも、家族、友人、地域社会、さらに名も知れぬ数多くの人たちの支えと配慮の上に、日々の自分があることを忘れないで下さい。東京国際大学のキャンパスは、あなた方の青春期の故郷であり、生きていく上で最も大事な、「がんばった自分」の体験と記憶を鮮やかに取り戻させてくれるところなのです。いつでも、どんなときでも、私たち教職員は、両手を広げてあなた方がキャンパスを訪ねてこられるのを待っています。
東京国際大学 学長 田尻 嗣夫
実社会における諸君のこれからの日々が幸多きものであることを祈りつつ、お祝いの言葉といたします。 お元気で。
2012年3月17日
![]() 小雨の降る中、正門をくぐる卒業生 |
![]() 卒業式会場の様子 |
![]() 倉田信理事長・総長祝辞 |
![]() 田尻嗣夫学長式辞 |
![]() ウィラメット大学スティーブン・F・ソーセット学長の祝辞 |
![]() 学位記授与の様子 |
![]() 学長賞受賞の伊藤和雄君 |
![]() 学長賞受賞の甲原孝英君 |
![]() 「蒼き勇者」の演奏・斉唱 |
![]() 会場を後にする卒業生 |











