2014年度TIUA修了式が行われました

2014年12月19日

国際交流課

 2014年12月12日(金曜日)に姉妹校ウィラメット大学とTIUA(東京国際大学アメリカ校)のアメリカンスタディーズ・プログラム(ASP)修了式が、様々なゲストやトモダチファミリーの人々をお迎えし、ウィラメット大学構内のHudsonホールにて開催されました。
今年度は120名の学生がプログラムを修了しました。
 
 式では最初に、在ポートランド日本総領事古沢洋志氏より、ASP修了のお祝と共に、「水に投げられた一つの小石が輪を広げていくように、皆さん一人ひとりが日米関係に影響を与えているのです。この留学によって身に付けた新しい物の見方、考え方をこれからの社会に活かして下さい。」という今後への期待の言葉を頂きました。次いで、Stephen Thorsettウィラメット大学学長より、「皆さんは他のウィラメット大学の学生と共に授業を履修したり、スポーツや様々な活動に参加したりして、私達のコミュニティの中で学ぶ機会を存分に活用しました。また、奉仕活動を重視するウィラメット大学のモットーに準じて、今年1年間で合計9000時間の奉仕活動を行ない、セーラムコミュニティに大きなインパクトを与えました。皆さんがウィラメットを去った後もここでの経験を活かし、大きく羽ばたいていかれることを願っております。」という期待の言葉が述べられました。
 
 続いて、ウィラメット大学のMarlene Moor学部長より、「ASPを通して多くのことを皆さんは学んだと思うが、同時に私たちもあなた方から多くのことを学びました。東京国際大学とウィラメット大学は国際的な人材を養成するという共通の目的を持っています。このプログラムでの経験から皆さんが学んだことを社会に還元してください。皆さんが住み慣れた故国を離れ、異なる文化、言語の中で生活し、さらにコミュニティの中に飛び込んでいった勇気を称えます。この勇気こそがよりよい世界を築いていくのです。」というコメントを頂きました。
 
 更に、本学の高橋宏学長より、「皆さんはこの11ヶ月で英語力や学力、さらに課外活動や人間関係を通して様々な面で大きく成長されたことでしょう。しかし皆さんの学習はここで終わるわけではありません。皆さんがASPで学んだことをTIUでの勉学に活かし、国際的な感覚を持ちながらそれを地元のために生かせる人材になってほしいと願います。皆さんに4つの提案があります。1つ目は学習から得た知識を有効に活用し社会問題に取り組むこと。2つ目は事実確認と問題の認識を行い、あなたの知識を使って問題解決に取り組むこと。3つ目は物事を行なうにあたりチームワークとリーダーシップを大切にすること。そして4つ目は国際社会で真のリーダーとなるために公徳心を養うことです。TIUでの残りの期間を有効に活用し、TIUを卒業する時には将来に羽ばたく真の国際人となってください。」との祝いの言葉が述べられました。

  この後、ウィラメット大学学生会会長Andres Oswillさん、そしてASP代表者のHiromi Hommaさんの相互を称え、今後の友情を誓う言葉が述べられ、修了証書の授与と優秀者の表彰が行われ、式はたくさんの思い出と共に終了しました。