地域連携による不登校予防支援プロジェクト

プロジェクト概要
子供たちを地域社会から孤立させないためのやさしい地域づくりを目指します。

プロジェクトの目的

多様化した現代の不登校問題への教育改革
地域に貢献できる学生の育成

「地域連携による不登校予防プロジェクト」の目的は、平成15年度から川越市と東京国際大学で実施してきた不登校児童・生徒への支援体制をより発展させ、児童・生徒と家庭を孤立させないための子どもに優しい地域づくりを目指すことです。

課題である「不登校児童・生徒」への教育改革と、スチューデント・サポーター制度を通して地域に貢献できる学生の育成をおこないます。

さらに不登校の原因を解析して予防プログラムを開発し、本人はもとより家庭、小・中学校および地域に還元していくことによって、不登校児童・生徒の減少および学校復帰をはかります。

プロジェクトの目的

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目的1. 不登校児童・生徒の学校復帰と社会復帰

スチューデント・サポーターと呼ばれる東京国際大学のボランティア学生が、不登校児童・生徒の家庭を訪問したり、教育相談室や学校などの施設で世間話・相談・学習支援をおこない、コミュニケーションをとることにより地域社会から孤立してしまいがちな子どもと家庭にたいして、社会との架け橋となり、学校復帰や社会復帰できるようにサポートします。

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目的2. 不登校の予防プログラムの開発

不登校問題の取り組みにおいては事前の予防がとても大切です。
そこでスチューデント・サポーターの活動記録、関係者への各種アンケート、報告会を通じて不登校が生じる背景の分析とデータベース化をおこない、現代の多様化した不登校問題に対応した予防プログラムを新たに開発し、小・中学校や地域に還元していきます。

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目的3. ボランティア学生の人材育成

スチューデント・サポーター制度の大きな目的として、不登校問題に対応できる人材を育成し、地域社会に貢献していくことがあげられます。
活動を通してボランティアに必要な知識と技術を学生に習得させていきます。
プロジェクトにおける学生教育の目標と養成する人材像は大別すると次の2 つに分けられます。
ひとつめは、スチューデント・サポーター活動での不登校児童・生徒への支援を通して、
社会問題に対する関心を喚起し、ボランティアの知識と技術を習得させて地域に貢献
できる学生を育成することです。

ふたつめは、プロジェクトから得られる情報のデータベース化・予防プログラムの開発に参加することにより、学生に社会のニーズに対する情報収集、情報分析および問題解決のための企画立案にいたるまでの一連のスキルを体験学習させることです。

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背景
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