佐藤直子監督プロフィール -硬式庭球部-

経歴

硬式庭球部監督  佐藤 直子(さとう なおこ)
1月2日生まれ。東京都出身

【役職】
元日本プロテニス協会理事長
渥美国際交流奨学財団理事
日本スポーツ仲裁機構理事
日本スポーツ協会・生涯スポーツ委員会委員
日本スポーツ協会・スポーツマスターズ・シンボルメンバー
ミズノテニスアドバイザー
本学特任教授 硬式庭球部監督

プロフィール

テニス好きな両親のもと、テニスの英才教育をうけ、12歳で全日本テニス選手権15歳以下優勝。16歳から単身で海外遠征を始め、ジュニアの部では、全仏オープン3位、ウィンブルドンベスト8などの成績をおさめる。
全日本室内選手権では高校生でのシングルス優勝を達成し、高校卒業までに獲得した優勝カップは100を越す。
1977年にプロに転向し、全豪オープン・シングルスベスト8、ダブルス準優勝など輝かしい成績をおさめる。17年に亘ってのウィンブルドン出場などの記録は、日本ではいまだ破られていない。
引退した今でも毎日の練習はほとんどかかさず、全国各地でのテニスクリニック、講演を意欲的に行い、スポーツの楽しさ、健康的な生活を呼びかけている。
2011年4月に本学特命教授・硬式庭球部監督に就任。
2011年6月には日本プロテニス協会理事長に就任。同協会設立以来、初の女性理事長となる。

主な戦績

4大大会シングルス最高成績

  • 全豪オープン ベスト8(1977)
  • 全仏オープン 2回戦(1981)
  • 全英オープン 2回戦(1976)
  • 全米オープン 1回戦(1981)

4大大会ダブルス最高成績

  • 全豪オープン 準優勝(1978)
  • 全仏オープン ベスト8(1984)
  • 全英オープン 2回戦(1982)
  • 全米オープン 1回戦(1982 83 85 88)

全日本室内テニス

シングルス優勝4回 ダブルス優勝6回

フェデレーションカップ(国別対抗戦)

選出6回(1972 76 77 78 79 80)

監督からのメッセージ

このたび、東京国際大学硬式庭球部監督に就任した佐藤直子です。
私は生まれると同時にテニスラケットを握り、高校2年の夏休みから一人で海外遠征をし、ウィンブルドン、フレンチオープン、USオープンなど世界のトーナメントに、17年に渡って挑戦してきました。世界のトップ選手と共にトーナメントを回りながら、その練習方法、トレーニング方法、精神力の強さを学びました。
海外を遠征というプレッシャーの中で、自分のストレスを弾き飛ばしながら試合に勝ち、また負けた時のショックを吹き飛ばして次のエネルギーを蓄えて行く方法も、身につけました。
今、東京国際大学テニス部の監督になり、私が持っているものすべてを部員に伝えたいと張り切っています。
テニスの技術、試合の勝ち方などを教えることは勿論ですが、私はテニス部員に是非、『誇り高い人間』になってほしいと願っています。スポーツはルールの中で戦うもの、ルールを破って勝っても意味はありません。勿論、試合中は堂々と勝つことに集中して貰いたいけれども、試合が終わった時は、負けた相手の気持ちも思いやることのできる部員でいてほしいと思います。
「文武両道」は東京国際大学の方針です。部員にはテニスだけでなく、勉強も頑張ってほしいのです。それは、大学の学生である以上、当然のことです。
これからは、右上がりの一方通行で邁進して行く予定です。今後の東京国際大学硬式庭球部に、ご期待ください。