東京国際大学エクステンションセンター2021年度講座プログラム
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119番通報の受付や、災害通報地点の情報分析、出動部隊編成、消防・救急隊の出動指令などを行います。地域住民の声の窓口であり、消防のブレーン的存在です。災害発生時に、最前線で人命救助を担います。都市災害には特別救助隊(レスキュー隊)、大規模災害には消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)のように、状況に応じた救助活動を行います。建築物の新築・増改築や用途変更の際、消防官が消火設備や防火対策に関する審査・指導を行います。完成後も消防設備の維持管理の確認、火災予防違反などの是正に努めています。ポンプ隊、救助隊、指揮隊の各部隊が連携を取りつつ現場で消火業務を遂行します。日々の肉体鍛錬、消火作業行動訓練の他、部隊員間のチームワークが必要不可欠です。早期処置による救命率向上のため、災害救急センターでは救急医療に精通した救急指導医が24時間体制で勤務し、全救急隊に配置された救急救命士が、救急措置を行います。建築・電気・化学・機械・心理などさまざまな分野の知識を駆使し、火災現場の実況見分や科学分析・鑑定などを行い、様々な角度から火災原因の解明に努めています。09原則4週8休、年次有給休暇(20日)、慶弔休暇、夏季休暇、ボランティア休暇、長期勤続休暇単身待機宿舎が都内約80ヶ所、家族待機宿舎が都内約160ヶ所にあります。指令業務活動救助活動火災予防活動消火活動救急活動火災原因調査休日と休暇家族寮や単身寮給与・福利・厚生[東京消防庁の場合]消防官の仕事内容

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