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【硬式野球】2016年度春季リーグ戦最終週 共栄大学戦

2016年06月01日

 2016年度春季リーグ最終週の相手は、勝ち点4で本学と並んでいる共栄大。優勝をかけた大田スタジアムでの直接対決となった。第1戦は、1点ビハインドで迎えた7回に犠飛と適時打で2点を取り逆転!しかしその裏に長打で2点を奪われ再逆転を許す。本学は9回の攻撃で一打同点の好機を作るが、惜しくも初戦を落とした。第2戦は序盤から4点を追いかける展開に。本学攻撃陣は5回まで毎回走者を出すものの、あと1本が出ない。6回の守備で大量失点を喫し、7回コールドゲームが成立し敗戦。共栄大学が初優勝を遂げ、本学は8勝3敗、勝ち点4の2位で全日程を終えた。秋季リーグでこの雪辱を果たすため、TIUの「全員野球」は続く。                                                  
 閉会式において、本学からは以下の3選手が表彰された。                                                                                 上 賢志郎(人間社会学部4年・市立和歌山)  : 最多勝利(4勝1敗)、最優秀防御率(防御率1.36)、ベストナイン(投手)                                    宇治 尚貴(人間社会学部4年・履正社)    : ベストナイン(一塁手)                                                                     今井 常仁(人間社会学部4年・おかやま山陽) : ベストナイン(遊撃手)                                                                                                                    

5月20日(金)【第1戦】 

123456789R
東京国際 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2
共栄大 0 0 0 1 0 0 2 0 × 3


 初戦、3回までは両軍ともヒット1本ずつと互角の展開だったが、4回裏、二塁打2本で先制される。先発投手の上君は珍しく四球を出すものの6回まで1失点に抑え、味方打線の反撃を待つ。本学は7回表、1死満塁から松田君(経済学部2年・相洋)のレフト犠牲フライで同点に追いつく。続く巻島君(人間社会学部4年・国士舘)が三遊間を破るタイムリーヒットを放ち、2-1と逆転した。しかしその裏、2死二・三塁の走者を三塁打で返され、再逆転を許す。
 本学は9回の攻撃で2死一・二塁とし、優勝への執念を見せたが、あと一歩、及ばなかった。

投手2部門とベストナインで表彰された上投手の力投!
7回、松田選手の犠飛で宇治選手が同点のホームイン!
7回、勝ち越しのタイムリーを放つ巻島選手!
7回のピンチで上投手と柴田(紘)捕手に声をかける山中監督

5月21日(土)【第2戦】 (7回コールド)

123456789R
共栄大 0 3 1 0 0 5 1 10
東京国際 0 0 0 0 0 0 0 0

 第2戦は、序盤に先制点を許してしまう。2回1死一・二塁からレフト前へヒットされたが、松田君が素早いバックホーム!微妙なタイミングだったが、判定はセーフ。その後もヒットで2点を追加される。本学の攻撃は、2回先頭打者の宇治君がヒットで出塁するが、後が続かない。
 本学先発の柴田(祐)君(人間社会学部2年・青森山田)は5回まで4失点でしのいだが、6回無死一・二塁としたところで交代した。この回、4連打で5点を奪われ、0-9とされる。
 本学の攻撃陣は4・5回に四死球の走者を得点圏に進めるが、いい当たりが野手の正面を突く不運などもあり、得点できない。結局、7回を2安打無得点に封じられ、大会規定により7回コールドで試合終了。2011年度春季以来2度目の優勝は、秋へ持ち越しとなった。
 

先発した柴田(祐)投手!後方は鈴木(邑)三塁手
140キロ超の速球で見逃し三振!捕手・柴田(紘)
レフトの好返球も実らず先制点を許す。捕手・柴田(紘)
反撃のヒット!ベストナインを獲得した宇治一塁手