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【ウエイトリフティング】宮本昌典選手 東京2020オリンピック出場内定

2021年06月17日

本学人間社会学部助教兼ウエイトリフティング部コーチの宮本昌典選手(人間社会学部卒)が東京2020オリンピックのウエイトリフティング73㎏級日本代表選手に内定しました。

幼い頃レスリングの選手であった宮本選手は父親の勧めでウエイトリフティング競技と出会い転向。レスリングで培った柔軟性や身体機能を活かし中学・高校と多くのタイトルを獲得していきました。 東京2020オリンピック出場を目指すため2015年本学に入学し、オリンピックの登竜門となる世界ジュニア選手権大会において2年連続でメダルを獲得するなど、世界に通用する実力をつけてきました。 入学当初の目標は、東京2020オリンピックの出場、経験値を積みパリ2024オリンピックでメダルを獲得することでした。 しかし、類まれな才能は大きな怪我をすることなく、大学4年間で伸ばした記録は驚異的な52kgと稀に見る伸び率で、 世界でメダル争いができるレベルまで成長を遂げました。 大学卒業後は本学人間社会学部助教兼ウエイトリフティング部コーチとして後進の指導にあたりながら東京2020オリンピックでのメダル獲得を目指しています。

今回、2018年から始まった2年間に渡る東京2020オリンピックの代表権を競う激しいレースにおいて指定国際大会6大会への出場実績とポイントレースを見事に勝ち取り、73㎏級の日本代表選手として内定しました。本学ウエイトリフティング部の創部目的の1つがオリンピック選手の輩出であり、創部8年目にして目標に到達することができました。

本学OBである宮本選手が夢を叶えて活躍する姿は、五輪を目指す次世代のTIU生の道しるべとなるでしょう。

2020年全日本選手権大会で4度目の日本一となった宮本選手