文書を整える


1.改行をする

<BR>

HTMLに文章を書く際には、ワープロのような改行の仕方ではなく、きちんとタグで指定する必要があります。
例えばHTML文書作成の際に、以下のような書き方をすると、

あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの


実際の表示は、

あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねの

というように、一列になってしまいます。きちんと改行させるためには、以下のようにタグを使用します。

あいうえお<BR>
かきくけこ<BR>
さしすせそ<BR>
たちつてと<BR>
なにぬねの<BR>

このようにタグを入れていけば、

あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの

きちんと改行されて表示されます。基本的なことですが忘れがちなので、注意しましょう。

2.段落を変える

<P>

普通の文章と同様に、ホームページの文章も整えて見やすくしましょう。まずは、段落をつける方法です。以下のようなタグを使用します。

文書の段落分け<P>
一行空白が入る。


実際に表示してみます。

文書の段落分け

一行空白が入る。


改行との相違点は、空白行が一行入ることです。

3.文書位置を変える


・右寄せ,左寄せ

<DIV ALIGN= "left" > </DIV>
"right"

文章を右に寄せたり左に寄せたりすることができます。とりあえず右に寄せてみましょう。タグは、

<DIV ALIGN="right">左右に寄せる</DIV>

のようになります。実際に表示させてみると、

左右に寄せる

今度は左に寄せてみましょう。

<DIV ALIGN="left">左右に寄せる</DIV>

左右に寄せる

普通は、文章は何も指定しない場合でも左寄りになっているので、あまり使う機会がないかもしれません。


・センタリング(中央に寄せる)

<CENTER> 〜 < /CENTER>

文章を中央に持ってくることを、センタリングと呼びます。センタリングをするタグは、

<CENTER>センタリングする</CENTER>

実際の表示位置を見てみましょう。

センタリングする

ウィンドウのサイズを変えても、必ずセンターに来るようになっています。


・インデント(階層表示する)

<BLOCKQUOTE> 〜 < /BLOCKQUOTE>

文章をずらして階層表示させることをインデントといいます。例えば次のような文書があったとします。

ホームページ講習会を開催します。<BR>
誰が来てもOK<BR>
がんばればOK<BR>
とりあえず初歩!<BR>
参加者募集中で〜す。<BR>

この文章の真ん中3行をインデント表示させてみましょう。

ホームページ講習会を開催します。<BR>
<BLOCKQUOTE>
誰が来てもOK<BR>
がんばればOK<BR>
とりあえず初歩!<BR>
</BLOCKQUOTE>
参加者募集中で〜す。<BR>

真ん中の三行をタグで囲みました。これを実際に表示させてみると、

ホームページ講習会を開催します。
誰が来てもOK
がんばればOK
とりあえず初歩!
参加者募集中で〜す。

このようにタグで囲んだ部分だけ内側にずれて表示されます。実はこのページも上と下の水平線の間は、すべてインデントがかかっています。少しずれてること に気づきましたか?

4.文章を点滅させる

<BLINK> 〜 </BLINK>

文章を点滅させてみましょう。以下のようなタグを使用します。

<BLINK>文章を点滅させる</BLINK>

実際の表示を見てみましょう

文章を点滅させる

点滅速度などは、見るコンピュータによって違い、自分で設定することはできません。

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