[商学部]地元商店街の活性化を考える

2023年09月19日

 商学部では、地域の多様なステークホルダー(関係者)と協力・連携して、地域活性化やマネジメントについて実践的に学ぶ授業を展開しています。その中でも「企業研究」の授業では、地元商店街と連携し、商店街を構成する個店や事業所などの活性化を提案・実現するプロジェクトを実施しています。

 今年度は、埼玉県を中心に地域課題の解決や魅力発信に取り組む株式会社地域デザインラボさいたま(代表取締役社長 青木 大介 氏)の協力を得て、地域の現状や地域活性化の取り組み事例について講演いただきました。受講生がプロジェクトに取り組む際のヒントとなるような事例として、狭山市や志木市、川越市での実際の取り組みが紹介されました。

 受講生からは、「地域の発展には、その地域の事情に合わせた方法を考える必要がある」「地域活性化には、地域の要望や地域が抱える課題を事前にしっかりと調査する必要がある」「地域活性化を成功させるためには、関係する人たちをどのように『つなぐ』のかが重要であることを学んだ」といった声が寄せられました。

 受講生は、授業を通して、私たちが日常的に目にする建物や施設の背後には、多くの関係者や、それを実現するための情熱や努力があることを認識したようでした。商学部では、今後も、地域のステークホルダーの皆様の協力・連携のもと、地域の発展に貢献するとともに実践的な学びの機会を提供します。

株式会社地域デザインラボさいたま

埼玉県の複雑化する地域課題を解決し、持続可能な地域社会を実現することを目的に、埼玉りそな銀行の100%子会社として2021年10月に設立。

HP: https://www.saitamaresona.co.jp/labtama/

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