川越市の「おもてなし英語講座」にGTIが協力

2019年12月04日

 川越市が東京2020オリンピックに向けて開講する「おもてなし英語」講座を、GTI教員が担当しています。

 川越市は「小江戸川越」と呼ばれ、蔵造りや寺社が点在する江戸情緒溢れる町並みは、外国人観光客に人気が高く、訪れる人も近年増加しています。また、霞ヶ関カンツリー倶楽部が東京2020オリンピックの競技会場に選定され、大会の円滑な運営と開催を契機として、市の活性化をテーマに「川越おもてなしプラン」が策定されています。

 その一環として、市民を対象にした外国人観光客への多言語対応の取り組み、「おもてなし英語・ベトナム語」「おもてなし英語・中国語」と題した国際理解講座が行われています。講座はそれぞれ英語講座(4回)、外国語講座(4回)、おもてなしや接遇の心を学ぶ講座(1回)、片言の日本語が通じる外国人と話す際にわかりやすい日本語を学ぶ講座(1回)で構成され、本学GTI教員が英語講座を担当しています。

 講座は自己紹介、道案内、お誘いなどをテーマに、テキストを使って基本フレーズを学んだり、動画や音声を使って聞き取る練習をしたり、グループごとに簡単なスキットを作ってみたりと、実践的な内容。幅広い年代の参加者の方たちは、英語でおもてなしができるよう熱心に課題に取り組んでいます。