NHK全国大学放送コンテスト 3位入賞!

2020年12月10日

 川﨑彩香さん(国際関係学部3年)制作の動画が、第37回NHK全国大学放送コンテスト(通称:Nコン)で3位に入賞しました。

 Nコンは大学生の放送・制作活動の大会で、全国から寄せられた応募作品のうち予選を勝ち抜いたものが京都で開催される本選で発表されます。「アナウンス」「ラジオ番組」など各部門がある中、川﨑さんは「映像CM」部門に「やさしくなろう」という作品を提出し、予選を通過。12月5日の本選で、エントリー全35作品中の3位を獲得しました。

 今回の映像CM部門のテーマは「伝」。国際メディア学科で1年次から映像について学んできた川﨑さんは、何かを伝えるときには映像だけでなく「音」が大事であることに着目。作品では暗くした画面に音(雨音や波の音など)だけを流し、視聴者の想像力を掻き立て、「音だけの世界に生きている人がいる」ことへ想いを馳せさせるように仕上げました。音だけの世界の心細さを際立たせるため、作品の背後に流れる音楽も、人の気持ちを不安定にさせる音階を選んで自作したものです。

 川﨑さんは映像制作や編集について授業で学ぶとともに、メディア企画プロジェクトに参加。プロジェクトでは本学の駅伝部を取材し、箱根駅伝出場に至るまでの道筋と当日の様子を映像作品に仕上げるなど、実践を重ねてきました。

 今回のコンテストには、コロナ禍により授業がオンラインで開講される中でエントリーしました。メディア企画プロジェクトで使用していた大学の機材ではなく、自宅でも使える編集ソフトを独学で利用したとのことでしたが、これまで積み重ねてきた学びと経験が実を結びました。