[商学部]ビジネス・ソリューション-最終プレゼンテーション

2021年03月01日

 課題解決型授業「ビジネス・ソリューション」では、 本年度、株式会社ニチネンの協力のもと「利用者視点の防災セット」というテーマに取り組みました。

 「防災」は、多くの人が非常に重要なテーマと考えているにもかかわらず、 十分な備えができていない現状があります。また、実際に被災した後で、その必要性を痛感することも多くあります。 このような製品・サービス開発では、アンケート等で受動的に顧客のニーズを汲み取るだけでは十分ではなく、 生活環境の変化を捉え積極的にニーズを発見する必要があります。今回のテーマは、イノベーションに求められる、 顧客のニーズがあいまいな製品やサービスを開発するトレーニングとなることが期待されて設定されました。

 最終授業では「癒し効果を取り入れた防災グッズ」や「一人暮らし用の防災セット」など、 学生が考案した製品・サービスのプレゼンテーションが行われ、 株式会社ニチネン代表取締役社長の小林裕一郎氏から一人ひとりに丁寧なコメントをいただきました。 学生からは「難しい課題ではあったが、今後学ぶべきことがより明確になった」といった声が聞かれました。

 商学部では今後も、実践を通した学びの機会を積極的に創造していきます。