大塚ホールディングスへ英語で事業提案

2021年07月06日

 本学では学期ごとにさまざまなグローバル企業に協力いただきリアルな事業運営を学ぶ「Career Experience Practicum」を開講しています。本年度4月からは、大塚ホールディングス株式会社の協力のもと、「栄養食品/CSR」「栄養食品と医薬分野の融合分野」「医薬分野」の3つの分野のテーマを設定し、さまざまな国籍の学生が6つのグループに分かれ英語で事業提案を行いました。

 糖尿病の子どものQOL改善を目的とした、栄養ドリンクと教育を組み合わせたアプローチにおいて栄養ドリンクのパッケージに漫画を使って教育メッセージを提供するという提案や、世界的問題である抗生物質耐性菌の問題に対処するため、薬の適正使用についてアプリで管理する提案など、学生の目線からユニークなアイデアを含んだプレゼンテーションが行われ、これらを「問題の解析・革新性・実現可能性・プレゼンテーションスキル・大塚ホールディングスにとっての魅力度」などの項目で本学および大塚ホールディングスの計5人の評価者に評価いただきました。プレゼンテーションを終えた学生は「国籍もバラバラでいろんな意見が出る中で議論しながら考えをまとめることが大変だったが、自分の知らなかった分野についてデータを収集したり話し合えたりしたことは貴重な経験だった」と話していました。また、大塚ホールディングスの方からは「会社でプレゼンテーションをする際には、さらに実現性の高い項目にフォーカスした内容にすると説得力が増す」と、ビジネス現場で役立つアドバイスをいただきました。