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[言語コミュニケーション学部]グローバルビジネスに必要なコミュニケーション力を鍛える

2021年12月20日

 グローバルビジネス(GB)コース2期生の「初年次演習」が最終授業を迎え、1年間の集大成となるグループ・プレゼンテーションが実施されました。

 GBコースは国際ビジネスの現場で即戦力となるビジネスパーソンを目指す学生たちのために2020年度に新設され、今年度は2年目。同コースのカリキュラムは学生が能動的に学ぶ「アクティブラーニング」、プロジェクト型学習「PBL(Project Based Learning)」、留学や海外インターンシップなどで構成されています。英語やビジネススキルのほか、第二外国語やICT(情報通信技術)も学びます。

 GBコース2期生の「初年次演習」の主な内容は、①ディスカッションやライティングなどのスタディスキルの習得、②留学に向けての英語試験に備えた学習、そして③日本語によるグループ・プレゼンの体験。秋学期のグループ・プレゼンは「E-Track生と言語コミュニケーション学部生との交流促進プラン」という身近なテーマ。学生たちはグループに分かれて調査を行い問題を分析したうえで、合同授業の開設や交流アプリの制作、パーティーやスポーツイベント実施などの案を発表しました。

 担当の松本茂教授はコミュニケーション教育の専門家。授業ではそれぞれのアイデアやプレゼン方法だけでなく、他の学生がプレゼンするときの聞く側としての責任も問われました。プレゼンの際、聞き手が発表者の話に積極的に反応し、伝えたいことをうまく引き出す質問をしているかどうかが重要視されていました。質疑応答などにより築かれる話し手と聞き手の良好な関係は、ビジネスを前進させる推進力になることでしょう。

 各グループのプレゼンは「つかみ」に工夫を凝らしたり、聴衆への問いかけがあったりと和やかな雰囲気で行われ、その後にはテンポのいい活発な質疑応答が交わされていました。大学生としてのスタディスキル習得に留まらず、グローバルに活躍するビジネスパーソンとしての一歩を踏み出し歩み続けることにつながる授業だと感じました。