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[商学部]地元商店街に賑わいを ~新たなビジネスモデルの構築を目指して

2022年07月13日

 第1キャンパスの西側に延びる角栄商店街。日常の買い物の場として、また各種イベントやふれあいサロンなどにより交流の場として地域住民に愛される商店街にも、高齢化の波はじわじわと押し寄せています。

 商学部「基礎演習(2年次ゼミ)」の一つが、この商店街の活性化に立ち上がりました。7月6日(水)に角栄商店街振興組合の榎並理事長をお迎えし、学生たちの考えるアイデアに率直なご感想やご意見をいただきながらディスカッションを実施。子連れの来客により活気を取り戻そうと試みる駄菓子屋開業案や、店ごとにキャラクターを考案しファンを獲得する案など、学生の自由な発想に対して、榎並理事長からは「それは『誰が』『どうやって』やることで採算が取れ、実現可能かつ持続可能なプランとなるのか」という経営者目線での厳しいご指摘をいただきました。一方で「高齢者に孫連れで商店街に来てもらうというアイデアは、これまでになかった」という評価もいただきました。

 店舗と住居が一体化しているために事業を譲ることが難しいなど、角栄商店街ならではの実情もお伺いし、あらためて課題の困難さに向き合った学生たち。今後は恒例のセールイベントなどをさらに盛り上げるための企画を練り上げ、実施に向けて取り組んでいきます。

 経営管理システム/管理会計の基礎を学ぶ本ゼミでは、企業事例に基づいた経営分析を実地で学びながら、ビジネスモデル構築のための実践力向上も狙いとしています。