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大学生観光まちづくりコンテストで地域活性化の提案 ~焼津市観光協会賞を受賞~

2022年09月19日

 COC事業(小江戸(川越)まちおこし)を通じて地域課題解決に取り組む本学の学生たちが、「大学生観光まちづくりコンテスト2022 (焼津ステージ)」に出場し、焼津市観光協会賞を受賞しました。

 今回のテーマは<「焼津温泉」を活かした焼津市の「持続可能な観光まちづくり」>。官民一体で行われている温泉総選挙リフレッシュ部門で3年連続1位の焼津温泉を舞台に、全国112チームがエントリーして地域活性化プランを競い合い、本学を含む10チームのみが本選への出場権を手にしました。

 現地調査などを経て本学のチームが着目したのは、700t/日の湧出量に対して300t/日もの温泉が廃棄されている状況と、地元でも十分な認知が得られていない駿河湾の海洋深層水。この2つを活用し、温冷ダブルの足湯に交互に浸かることで新陳代謝の向上や疲労回復等を図り、全身浴よりも手軽に身体を整えることができる「足(ふっと)風呂(ばす)」を提案しました。地域の資源を無駄なく活用して観光客誘致を図るとともに、地元民へも地域の豊かな資源の認知を深めてもらうことが期待されます。

 COC講師や先輩学生からのアドバイスを受けつつ、何度もリハーサルを重ねたプレゼンテーションは、「ふっとばす(足+風呂)!」の掛け声と拍子木のリズムが心地よく、聞いているだけで疲れがふっとび、会場全体が元気になっていきました。
 また、審査員の方からは、海洋深層水にも着目するなど焼津市全体を視野に入れて活性化を図っている点を高く評価していただき、焼津市観光協会賞の受賞となりました。