[言語コミュニケーション学部]英語でダイバーシティを考える

2022年11月21日

 グローバル社会のリーダーとしての素地を涵養するPBL授業「Business Project E」。今期(2022年秋学期)履修者は、グローバルビジネスコース(言語コミュニケーション学部)の日本人学生12名と、E-Track(英語学位プログラム)で学ぶ外国人留学生11名(アメリカ、スペイン、タイ、ベトナム、モンゴル)です。

 本授業に、外資系を含め官民あわせて24組織に勤めた経験を活かし、現在はフリーランスで人材開発に携わる山本裕子氏が登壇し、職場におけるダイバーシティをテーマとした英語による講義が行われました。
 日本の法的整備の変遷や現状について、ジェンダー、障害者、高齢者など、さまざまな切り口での解説の後、90歳を超えてなお現役で会社勤めをしている女性、発達障害の特徴を自分の強みとして活動するアーティスト等の活躍事例が紹介され、ダイバーシティや無意識の偏見などについて、学生一人ひとりの問題意識を喚起していきました。

 92ヵ国(地域)からの留学生が集い、多様な価値観を受け入れやすい土壌にある本学の学生たちですが、今後のキャリアや無意識の偏見からの解放などを改めて深く考えるきっかけとなりました。