オートメーション技術を集約したロボットを提案

2022年12月14日

 グローバル企業「アズビル株式会社(代表執行役社長:山本清博)」の協力を得て、「Business Project E」の授業では外国人留学生と日本人学生がオールイングリッシュで協働するPBL授業を実施しています。
 同授業の今期(2022年秋学期)の履修者は、E-Trackの外国人留学生11名と、グローバルビジネスコースに所属する日本人学生12名。5つのグループに分かれて、アズビルの未来の課題について取り組みました。

 授業ではまず、アズビルの人材育成部門「アズビル・アカデミー」やサステイナビリティ推進本部の方々から、会社概要やSDGs推進活動、実践的なプレゼンテーションについてのレクチャーを受けました。次いで、経営に関する知識、ビジネススキル、リーダーシップやダイバーシティ等について学びつつ、課題「新時代のアズビル」「アズビルの新たなSDGs 活動」に対する最終プレゼンテーションに向けて、グループワークを行っていきました。

 12月2日(金)の最終プレゼンテーションでは、認知向上のためにアズビルのオートメーション技術を集約した「Human Centered Robotics」を提案したグループが最優秀賞を受賞。学生たちは文化的背景の異なるメンバーでプロジェクトを進めていくことの難しさや、それを乗り越えて一つの提案を成し遂げる達成感を味わったようでした。

 「権限なきリーダーシップ」など、これからのグローバル社会で活躍する素地を涵養することを目標とする「Business Project」の授業では、多様な背景や価値観を持った学生同士が切磋琢磨して学んでいます。