［言語コミュニケーション学部］先輩から後輩へのメッセージ "失敗を怖がらず、充実した４年間を"

2023年07月06日

　１年生が全員履修する初年次演習（ゼミ）。普段は20名程度のクラスごとに授業を行っていますが、言語コミュニケーション学部では6月21日(水)に全クラスが集まって合同演習を実施。先輩学生３名が登壇し、自分たちの経験を踏まえながら、１年生に英語学習や留学に向けてのアドバイスを送りました。

　レベル別少人数のGTI授業やEnglish PLAZA、多様な留学プログラムを通じて英語を学んできた先輩たち。入学当初は英語をペラペラに話せることに憧れていたそうですが、完璧でなくてもいい、シンプルな表現でいい、ということに気づいたと言います。難しい表現は相手にも高度な理解力を要求し、かえってコミュニケーションを阻害することがあります。
　また、「東京国際大学には英語力を伸ばすための場だけでなく、『英語を失敗できる場』がたくさんある。最初は自己紹介がやっとだったが、エレベーターに乗れば自分以外は全員外国人ということも日常茶飯事のキャンパスで、私の英語がつたなくても、私の英語を否定する人は一人もいなかった。」「大事なのは『ネイティブ』と同じになることではない。非ネイティブには非ネイティブの英語がある。形だけに憧れるのではなく、４年間で『本当のコミュニケーション力』を身につけていってほしい」と、後輩たちに熱いメッセージが贈られました。

　間違いを怖れず意識的に英語で過ごす環境を作っていくうちに、ある時から独り言も夢も英語になっていったというエピソード、留学しなくてもE-Trackの授業では留学と同じぐらいの挫折や達成感を味わうことができるという話、留学に関しては具体的にかかった費用や単位置換での注意なども紹介され、先輩たちの経験に基づく具体的なアドバイスに、１年生たちは熱心に耳を傾けていました。