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[商学部] 「ビジネス・ソリューション」で、米粉使用の新商品企画立案

2023年12月13日

12月5日(火)、商学部の「ビジネス・ソリューション」にて、最終発表会が行われました。この科目は、企業が抱えている経営課題をテーマに多角的な視点から解決策を模索する、PBL型(課題解決型)授業となっております。

今年度は、みたけ食品工業株式会社(埼玉県戸田市・代表取締役社長八田武治)の商品開発に携わっています。2023年は農林水産省の「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」を実施している年でもあり、米の利用拡大につながる米粉商品開発が参加学生のミッションになりました。9月の初回授業ではみたけ食品工業が、市場の課題感や企業の特色を解説。そして「自分たちならこれが欲しい、こんなものあったらいいな、おもしろい」をテーマに商品開発をして欲しいという説明がありました。11月の中間発表では、商品コンセプトや商品形態を発表し、みたけ食品の担当者からコスト・栄養価・販売ターゲットなどさまざまな視点からフィードバックを受けました。最終発表では、農林水産省農産局穀物課の齊官様にもご同席頂き、各グループがこれまでの企画の成果を発表しました。

〇米粉スティック:水に溶かす飲み物。狭山の抹茶、川越のさつまいもを入れ準完全栄養食に。

〇米粉オートミール:健康志向の人に向けた健康的な朝食やスナック。

〇米粉のお菓子ミックスセット:狭山の抹茶、いちご、きな粉の味。SNS映えするパッケージ作成。

〇らふけ(Rice Flour Cupcake):小学生の自主研究課題に最適。モノだけでなく体験の価値を提供。

〇簡単米粉スープ:タイパを意識した商品。簡単調理で栄養補給ができる。味も3種用意しアレンジ可。

〇さつまもっちパン:川越の特産さつまいもの栄養価と、グルテンフリーのパン

プレゼン終了後に表彰の発表。社長賞は「らふけ」、商品開発賞は「さつまもっちパン」、PR賞は「簡単米粉スープ」となりました。八田社長からは「商品作りだけでなく、SNS等の活用でどう認知や評判を上げるかなど、深く考えているチームが多く感心した。1つでも商品化できればと考えている」との講評を頂きました。

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