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[商学部]企業が抱えている経営課題を解決!「ビジネス・ソリューション」最終発表会

2025年12月17日

12月9日(火)、商学部の授業「ビジネス・ソリューション」にて最終発表会が行われました。この科目は、企業が抱えている経営課題をテーマに多角的な視点から解決策を模索するPBL型(課題解決型)授業となっています。

今回は、埼玉県内4つの企業・団体(めがね珈琲豆店様、社団法人リアート様、武蔵ワイナリー様、いろは本舗様)のご協力をいただきました。各企業団体からの現在の課題が提示されたのち、どのように顧客ニーズを把握するのか、消費者の行動理論はどうなっているのか、どのような商品が企画できるのか、今までの学習内容を元に解決策の提示に向けて取り組んできました。

本日の最終発表会は、8グループがそれぞれ課題解決策を提示しました。リピート来店につながる方法やSNSの活用、地元川越の活性化まで視野に入れた企画、本商品だけでなく付属商品のバリエーションを整える企画、コレクター魂をくすぐるような仕掛けの提案など、さまざまな提案が出てきました。

特に企業の方が感心していたのは「Z世代の生活をアップデートする麹のチカラ」。大学生に企画してほしいという依頼者側からの意図を真正面から捉え、「旅の余韻を連れて帰るお土産セット」というような刺さるキャッチコピーとストーリーがまとまっていました。他にも、「蔵造りの町プロジェクションマップ」では、観光地川越の夜間滞留者が少ないという問題を同時に解決することのできる企画内容でした。

発表者からは「大学に入ってから1人暮らしの生活で当初は困惑していたが、そこで困っていたことが良いヒントになった」、「企業の方の真剣な取り組みを見て、自分たちの力でも提案をすることができたと知れて嬉しい」との声が聞かれました。