[商学部]「企業実践研究」地域活性化と共生社会の実現に向けた挑戦

2026年09月28日

 商学部が展開する実践的なPBL(課題解決型学習)科目「企業実践研究」において、認定NPO法人あいアイの粟田千恵子理事長および木下拓士事業部長をゲストスピーカーに迎えた特別講義を実施しました。

 認定NPO法人あいアイは、障害のあるアーティストの創作活動を支援し、その芸術的価値を社会へ発信することで、精神的・経済的な自立を後押ししている団体です。60年以上にわたり活動を続けており、授業では、障害のある人々のアートを社会福祉の枠組みにとどめることなく、現代アートやビジネスの文脈へと発展させてきた歩みが紹介されました。
 近年の企業経営においては、環境・社会・ガバナンスを重視するESG経営やサステナビリティ情報の開示、さらにはDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進が重要なテーマとなっています。企業が持続的な価値を創出するためには、経済的利益の追求だけでなく、社会課題の解決や地域との共生にどのように貢献しているかを示すことが求められています。

 本授業では、こうした社会的要請を背景に、学生たちが同法人との協働を通じて、11月7日に開催予定している地域に伝わる河童伝説や障害のあるアーティストによる作品を活用した広域回遊型アートトレイルの企画に取り組みます。学生たちは、机上の学びにとどまらず、行政や商店街、企業など多様なステークホルダーと連携しながら、地域活性化と共生社会の実現に向けた具体的なソリューションの立案・実践に挑戦します。

 商学部では、このようなリアルな社会課題に向き合うPBL教育を通じて、経済的価値と社会的価値の両立を考え、地域経済の活性化を多角的に捉える力を養っています。学生たちは、現場での実践を通じて課題解決力や構想力を磨き、ビジネスパーソンとして求められる広い視野を身に付けています。今後、学生たちの柔軟な発想と実践的なアプローチから生まれる成果にぜひご期待ください。

認定NPO法人あいアイhttps://aiai-art.jp/

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