[医療健康学部]パラ水泳 木村敬一選手による特別講義を実施
2026年10月30日
10月27日(火)、医療健康学部の「障がい者スポーツ支援論」において、東京2020パラリンピックおよびパリ2024パラリンピック競技大会の水泳で金メダルを獲得した木村敬一選手をゲスト講師に迎え、特別講義を実施しました。
先天性視覚障害があり、全盲のクラスで競技を続ける木村選手。授業では、リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会で金メダルに届かなかった悔しさを糧に、肉体改造に取り組み、東京2020大会で悲願の金メダルを獲得した経験や、泳ぎの技術を磨き上げ、パリ2024大会で再び頂点に立つまでの歩みについてお話しいただきました。
また、世界のトップ選手と戦うために必要な戦略的な努力や、困難や挫折を乗り越えるための考え方についても語っていただきました。特に、体格や身体機能に優れる選手と同じことをするのではなく、細やかで丁寧な準備と努力を積み重ねることの重要性や、大舞台で緊張する自分を受け入れ、これまでの努力を信じることの大切さについて、学生たちは理解を深めました。
授業後の質疑応答では、競技生活に関することだけでなく、視覚障害者の日常生活についても学生から多くの質問が寄せられ、木村選手に一つひとつ丁寧にお答えいただきました。
国家試験や就職を控える理学療法学科4年生にとって、目標に向かって挑戦し続けることの大切さや、困難に直面しても自分を信じて努力を積み重ねることの意義を学ぶ、貴重な機会となりました。この授業を履修した学生は、卒業までに公益財団法人日本パラスポーツ協会認定「パラスポーツ指導員(初級)」の資格を取得する見込みです。