【模擬国連】4年ぶりの対面開催「模擬国連大会」

2023年06月30日

 「東京国際大学 模擬国連大会」が、6月16日(金)・17日(土)・18日(日)の3日間にわたって開催されました。

 主催する模擬国連クラブは強化クラブの一つで、E-Track生を中心に活動しています。普段の活動も大会の運営も、すべて英語で行っていることが特徴です。日本でも徐々に認知が進んでいる模擬国連ですが、全日本大会でもほとんどの会議は日本語で実施されているのが現状で、運営も会議もすべて英語で実施する大会は日本国内では非常に稀有です。
 今大会の参加者は16ヵ国(アメリカ・インド・エジプト・カメルーン・スウェーデン・ブラジル・モンゴル・ロシア・日本など)の大学生・高校生たちで、テレビ取材を受けるなど、その多様性に学外からの注目度も高まりました。

 ここ3年はオンラインでの開催であったため、対面の大会は4年ぶりです。軽音楽部タイニーラブの演奏により華々しく開会し、慶應義塾大学Maciej Sokolowski特任准教授の基調講演で激動の世界を考察する口火が切られた後、参加者は3つの議場に分かれて討論を行いました。

 今大会では、模擬国連クラブのメンバーがこれまで国内外の各大会に参加して得てきた知識や経験を活かし、参加者の成長意欲がより満たされやすい運営を心掛けていきました。3つの議場をそれぞれ、「経済社会理事会(ECOSOC)」は人口危機をテーマとした初級者向け、「国連環境計画(UNEP)」は気候変動と金融システムをテーマとした中級者向け、「北大西洋条約機構(NATO)」はロシアによるウクライナへの軍事侵攻問題をテーマとした上級者向けと、個々の実力に合わせて参加できるよう設定。一人一人がより発言しやすくなるための工夫の一つです。 出場経験が豊富で受賞歴もある本学の学生や卒業生が中心となって議長を務め、会議をリードしていきました。

 また、二日目の夜にはソーシャルイベントを企画し、参加者同士がフランクにネットワークを構築できるように盛り上げました。

 最終日には、議場ごとに優秀な参加者や報告書などが表彰されました。さらにメロウドルフィンジャズオーケストラのスタイリッシュな演奏が参加者・運営者全員の健闘を称え、3日間を締めくくりました。

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