地域連携による不登校予防支援プロジェクト

活動について  このプロジェクトの核となる活動は一つではありません。

多面的かつ多くの活動を通して、子どもたちばかりでなく参加する学生たちまでもが、成長していきます。

報告会の開催

中間報告会を開催しました

地域連携による不登校支援プロジェクト

 2月18日、本学第2キャンパスにて、現代GP中間報告会を、学内外から63名の方々の参加を得て開催することができました。
第一部では、遠藤副学長による挨拶のあと、鈴木学部長より「プロジェクトの概要と取組状況」の中間報告がありました。今まで本学部が取り組んできたスチューデント・サポーターの取組状況と、20年度から新しく始まった「第三の居場所づくり」の取組の意義と活動の状況についての報告が行われました。
 引き続き第二部では、3つの活動報告が行われました。まず、スチューデント・サポーターからの報告が行われました。学生代表として、三澤有香さん(福祉心理学科3年)と森利人さん(福祉心理学科3年)に報告していただきました。彼らがスチューデント・サポーターを始めたきっかけや、実際の活動を振り返って学んだことや成果、今後の課題点について具体的な報告が行われました。
 次に、第三の居場所での活動報告が行われました。陶芸班からは浦前健太郎さん(社会文化学科4年)、造形班からは大沼隆明さん(社会文化学科3年)、料理班からは山嵜希美さん(福祉心理学科3年)、福島悠太さん(福祉心理学科4年)、星川朋子(福祉心理学科4年)に代表として活動報告をしていただきました。 中間報告会の様子
 各班からはパワーポイントを駆使しての報告に加え、実際に子どもたちとつくった作品も披露されました。第三の居場所づくりでは、子どもたちへの支援をする前に担当教員と学生による事前研修が行われています。今回の中間報告では、子どもたちの変化だけでなく、学生自らの成長も随所に見られ、とても素晴らしい報告を伺うことが出来ました。
 最後に、不登校予防プログラムの中間報告があり、雨宮美和さん(社会学研究科 応用心理学専攻2年)と高崎 蘭さん(臨床心理学研究科 博士課程前期1年)からアンケート調査結果の概要報告がありました。12月の最終報告会までにどのような分析結果が発表され、不登校の予防プログラムの開発がなされるのか、今から注目が集まっています。
 以上の学生たちの報告について、高橋等氏(川越市立教育研究所副所長)に講評をしていただきました。
 第三部では、今後の活動計画について小田切福祉心理学科長より説明があり、閉会の言葉を大築社会文化学科長に頂き、和やかなムードで閉会しました。
 報告会終了後は食堂にて、料理班が事前研修で調理方法を憶えたさまざまな料理を囲んで軽食パーティーも開催され、参加してくださった方々との有意義な交流の場をもつことができました。

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