地域連携による不登校予防支援プロジェクト

活動について  このプロジェクトの核となる活動は一つではありません。

多面的かつ多くの活動を通して、子どもたちばかりでなく参加する学生たちまでもが、成長していきます。

報告会の開催

報告会を開催しました

地域連携による不登校支援プロジェクト


 12月5日(土)に本学第2キャンパスにおいて、現代GP成果報告会を、学内外から148名の方々の参加を得て開催しました。第1部では、荒井学長による挨拶のあと、鈴木学部長より「不登校予防支援プロジェクトの取組総括」が行われました。報告会の様子小田切福祉心理学科長からは、不登校予防プログラムに関するデータ分析の結果報告があり、不登校を予防するための3つの取組が明らかにされました。その後、現代GP推進室コーディネーターの藪内阿子さんと北澤一樹さんからの活動報告、卒業生の山田友香さん、辻本真由美さん(福祉心理学科3年)、瀬川友香里さん(福祉心理学科3年)、小倉奈保子さん(社会文化学科2年)からの活動報告が行われました。活動を通して感じたことや見えてきた課題などを含め、緊張しながらも熱い想いを報告している姿が印象的でした。

 引き続き第2部では、新潟青陵大学の現代GP室の先生と学生2名、本学学生2名による「経験交流」が行われました。まず、新潟青陵大学現代GP室の鈴木秀子先生からは取組の紹介、渡邊諒輔さん(看護福祉心理学部看護学科4年)、霜鳥里絵さん(福祉心理学科3年)からは活動についての紹介がありました。新潟青陵大学では、「メンタルフレンド」という活動を行っており、本学の不登校支援と同様子ども達と関わる活動が展開されています。報告会の様子本学からは、スチューデント・サポーターを4年間継続している猪狩利江さん(福祉心理学科4年)と、第三の居場所の陶芸班・自主企画班でリーダーを務めている黒木剛さん(福祉心理学科4年)が報告を行い、村井美紀先生の司会進行のもと、今までの活動を振り返って感じたことや、両校の取組に関する相違点などについて意見交換が行われました。

 約3時間半に及ぶ報告と経験交流を受けて、新潟青陵大学教授の押木泉先生に講評をしていただきました。「学生たちのこの活動は、学校現場や家庭、関連諸機関へ風を吹かせる素晴らしい取組である」とのコメントをいただき、両大学における今後の課題も含め、大変有意義な講評を頂戴致しました。最後に、遠藤副学長の挨拶で閉会しました。

 成果報告会を開催するにあたり、多くの学生が事前準備から協力してくれました。この活動を通して、学生同士の「横のつながり」が強くなった結果だと思います。改めて、ご協力頂いた学生・スタッフ・教職員の皆様に御礼申し上げるとともに、本学の活動主旨にご賛同いただき、長時間にわたる報告会にご出席くださいました来賓の皆様に、厚く御礼申し上げます。今後も豊かな地域づくりに貢献していきたいと思います。

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